109479 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

おそらのうえで。

おそらのうえで。

*私的恋のススメ*

 


君に恋をした。

 いたくてせつない

 恋をした。

 でもその恋は

 ちっていっちゃった。。。



 *私的恋のススメ*



 「ごめんな」


 そうやってあやまられると

 なんだかすごくみじめになっちゃうじゃん。



 「ううん。いいの・・・忘れて」


 ねぇ

 私も忘れるから
 
 君も忘れてくれない?


 ねぇ

 もうこの恋は忘れるから

 だからそんなカオしないで?




 君に恋して

 君の笑顔に恋をした。

 君のやさしさにふれるたびに

 幸せを感じて

 君の声に心踊らせた。



 カタオモイが

 もどかしくって

 伝えたいけど

 伝えられなくって

 苦しくていっぱい泣いたんだ。


 これだけ苦しいなら

 告白でもしちゃって

 すっきりしたほうがいいんだって

 そう思って

 君に告白。



 散っちゃったね、私の恋。




 忘れようってしてたんだ。

 君への恋なんて

 もう忘れて違う恋に走ろうって。


 君への恋心なんて

 捨てちゃえばいいやって思ってた。


 でもね

 君への恋心を忘れようと

 すればするほど

 胸の奥がきゅんとなって

 涙がとまんなくなるの。





 「よっしっ」


 泣き明かした目をこすり

 私は君のもとへ

 足を運んだんだ。




 君に恋してても苦しいの。

 忘れようとしても同じだけ苦しいの。



 それだったらさ

 君に恋して苦しむ方が

 数倍も
 
 数十倍も

 楽しいじゃん。


 君に恋してるだけで

 楽しいの。


 君に恋してるだけで

 幸せがあるの。


 だからね



 「もうちょっと恋してていい?」



 部活のランニングを終えて

 木陰で休む君の前にたって

 私はにっこり笑って見せた。



 「これからも
   君に恋してていい?」



 無理して忘れるなんて

 やめにするね。

 苦しいだけなんて

 そんなの耐えられない。



 もしかしたら

 あの告白がきっかけで

 君の心が

 動くかもしれないじゃん。


 もしかしたら

 君への恋心は

 君への友情へと

 変わるかも知れない。


 今は苦しくても

 いつかきっと

 苦しさは消えるかもしれない。


 忘れなくって・・・いい?



 君をじっと見つめる私に

 君はにっこり笑った。


 「どうぞ、ご自由に」



 ねぇ

 私、君にこれからも

 恋します。








* ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * ☆ * 

感想やメッセージ残してもらえると嬉しいな(^^)
bbs

読んで下さってありがとうございました☆
良ければ他の作品もどうぞ☆
Top



© Rakuten Group, Inc.